投資実行時の伴走業務について
海外投資案件は、日本・ファンド/SPC 所在国・資産所在国の会計制度・税制度・法制度が複雑に絡み合い、最終的に日本本社にどのようなインパクトをもたらすのかを、投資実行時に洗い出すのは極めて困難です。そのため、多くの専門家と協働することが一般的ですが、彼らと協働するにあたっても一定の知識・経験が求められます。当社の伴走業務は、クライアントの皆様とこれら専門家との間に入り、整理を行っていくことを目的としております。伴走業務の主な内容は以下の通りとなります。
会計処理検討
●タームシート/契約書レビュー
タームシートを基に、当該投資に想定される会計処理を分析します。(連結・持分法・IFRS9、JGAAP調整など。)
●本社経理部との協議サポート
上記の会計処理が本社にとっても望ましいものであるか等、将来のサプライズを未然に防止するために、共通理解を図っていきます。仮に望ましいものではない場合、タームシートの何を変更すれば望ましい処理になるのかの検討も行います。
●監査人との協議サポート
当該整理が監査に耐えられるものなのか、監査人と事前協議をする際に同席いたします。
税務処理検討
●ストラクチャリングの初期的レビュー
ストラクチャーに係る課税留意ポイントの整理を行います。
●Tax DDのスコープ提案
Tax Adovsiorに発注するTax Reportの、スコープを上記レビューに基づいて提案します。
●Tax Reportのレビュー
必要な内容が網羅されているか、不明確な点がないかのレビューを行い、必要であれば追加質問を提案します。
●Tax Advisorとの協議支援
必要に応じて、ミーティングに同席します。
その他
●Fund Managerとの協議サポート
●専門家・サービスベンダー紹介
リーガルファーム・監査人・会計事務所 等
ご契約方法
下記2通りをご用意しております。
●リテーナー型:月次ベースのご契約
●スポット型:案件ベースのご契約
